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ストレッチ⑥

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それでは長くなったストレッチ小話、最終回です。


「ストレッチで効果を出すための注意点」
ストレッチで効果を出すための注意点を4つ紹介いたします。

反動をつけない
痛みを我慢して行わない
雑にストレッチしない
ストレッチをやりすぎない
上記で挙げたことを守らないと、ストレッチの効果を得られない可能性があります。


・反動をつけない
ストレッチの際は反動や勢いをつけずにゆっくり伸ばすようにしましょう。
筋肉は反動や勢いが付いた状態で急に伸ばされると筋紡錘が働いて筋肉を収縮させます。
これによって筋肉の柔軟性が低くなる可能性があるのです。
ストレッチの柔軟性向上の効果を得られない可能性があるため反動はつけないようにしましょう。


・痛みを我慢して行わない
身体が硬い方は、あまり筋肉が伸びていないように感じて無理してしまう方も少なくありません。
痛みを我慢してストレッチを続けると筋肉を痛めてしまうことがあります。
痛いと感じたとき交感神経が優位になり筋肉を硬直させてしまうのです。
痛いと感じる前の筋肉が心地よく伸びている感覚で留めておくことがポイントです。
ちょうどいいポイントで毎日ストレッチすることで柔軟性が向上します。


・雑にストレッチしない
雑にストレッチしても効果が出ないため丁寧に取り組むことを意識しましょう。
とくに毎日行っている方は1回1回のストレッチが雑になってしまうという方も少なくありません。
ストレッチの際は体がリラックスした状態で伸ばしたい筋肉を意識して行いましょう。
また雑に行っているつもりがなくても呼吸への意識が不足している場合があります。
副交感神経を優位にする腹式呼吸を意識して行うようにしましょう。


・ストレッチをやりすぎてはいけない
ほかの運動より負荷が少ないストレッチですが、やりすぎには注意が必要です。
ストレッチをやりすぎは「オーバーストレッチ」といい逆に体を痛めてしまう可能性があります。
筋肉が疲労しているからといって必要以上に時間をかけて行うと筋肉の組織を損傷してしまうのです。
先述の通りストレッチは1回20〜30秒で行うことをおすすめします。
60秒以上行ってしまうと、筋肉を痛めてしまう可能性があります。




ストレッチは、ほかの運動よりも効果が出るまでに時間がかかってしまいます。
「ストレッチの効果が持続する時間と&効果が出始める時期」

・1回の効果の持続時間
ストレッチの1回の持続時間は行う部位によって異なりますが長くはありません。
大体どの部位も効果の持続は5〜120分だといわれています。
何日も続くようなものではないため毎日継続して行うことが必要です。


・1ヵ月
1ヶ月ほどでは柔軟性向上の効果を得られない可能性があります。
元々体が硬い方は1ヶ月ほどでも体が柔らかくなっていることが実感できるでしょう。
ストレッチは柔軟性の向上だけでなくリラックス効果もあります。
リラックス効果はストレッチ後すぐに期待できるため柔軟性向上を目的にしている方も気長に取り組みましょう。

・2~3ヵ月
個人差はあるものの2〜3ヶ月後に柔軟性向上などの効果があらわれてきます。
ダイエット目的かつ早く効果を得たい方は筋トレや有酸素運動など他の運動を取り入れましょう。
他の運動を取り入れるとカロリーの消費量を増やせるため効率的にダイエットできます。


お疲れ様でした!
ここまで長かったですが読んで頂きありがとうございます。
皆さんの体が少しでも楽になる事を願っています。

参考:メディカル・ケア・サービス「ストレッチの効果は?効果的な時間や方法・注意点を徹底解説」


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