東洋医学では人の体は「気・血・水」の3つが丁度よく循環することで体調が整うと考えます。
また陰陽のバランス、つまりは「表・裏」「温かい・寒い」「早・遅」というようなものの配分が保たれると
中庸（ちゅうよう）、ちょうど良いとされます。

その中でも「ほてる」と言う場合には「陰虚（いんきょ）」と「陽盛（ようせい）」のどちらかである場合があります。


●陽盛タイプ・湿熱(しつねつ)タイプ
【陽盛タイプ】は、身体に熱が過剰になっている体質です。
身体が熱っぽいの症状は、陰虚タイプ似ていますが、潤いが不足していない点が大きな違いです。
水分が過剰の場合、湿熱(しつねつ)という体質になります。
汗をかくのに、むくんでいることも。

陽盛タイプで起こりやすい症状
・汗かき
・口臭が強い
・体臭が気になる
・赤いにきびが出る
・暑いのが耐えられない
・興奮しやすい

◆ポイント
脂っこい食べ物やお酒は控えて、できるだけ体を動かす事
（必要以上にある「盛」という状況なので、脂肪分や糖分など詰まらせて流れを悪くする食事を避けて、「ヘルシー」と言われものを選びましょう
例：白菜、大根、トマト、スイカ、もやし、ニガウリ、シジミ　等）

◆生活習慣・運動に対するアドバイス
このタイプの人は、血液が粘っこくなりがちで、高血圧や糖尿病になりやすい体質。
普段から適度な運動を心掛ける事で予防しましょう。
激しい運動も向いているけど、興奮しやすいのでついつい無理をしてしまう傾向も。
意識的にブレーキをかけて、体に負担がかからない程度の運動を続けてできるような習慣を身に付けることが大切です。


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